【復刻】BMW E36 メンテナンス

E36のメンテナンスを毎日行う中で、俗に【定番】と呼ばれるメンテナンスがいくつかあります。今回は、一度の作業の中で、有効的なさぎょうになる、クラッチO/Hについて、ご紹介します。作業開始と同時にエキマニ以降、つまりセンターマフラー&エンドマフラーは外します。①この段階で、もしマフラー交換等の作業が有れば、同時作業可能となります。続いて、ミッションを降ろしていきます。

ミッションが降りる前の画像ですが、セレクターシールからのオイル漏れが確認できます。交換作業を行った事の無いE36であれば、間違いなくオイル漏れしている箇所です。ミッションを降ろす事で同時に出来る作業は、セレクターシール、シフトリンケージ関係、T/Mマウント、ジョイントディスク、リバースライトS/W、レリーズホーク関係等多数あります。クラッチO/H時は、ミッション関係の作業を同時に行う最適なタイミングと言えるでしょう。ミッションが降りれば、クラッチ本体(クラッチカバー、クラッチ板、レリーズベアリング)の交換作業になりますが、フライホイールの状況確認が出来る唯一のタイミングですので、お忘れなく。

2012年07月13日